2022/02/22

 
2022年2月22日22:22、スーパー猫の日に仲間と育ててバトルするAIアイドルVTuber『NYAVATAR』をリリースしました。
 
実在する猫を元にしたAI VTuberを、ファンが仲間と一緒にアイドルとして育ててパフォーマンスバトルで勝負する
 
  • アイドルの総選挙のような
  • ライバーの投げ銭バトルのような
  • ソシャゲのギルドバトルのような
 
新しい遊びを創ろうとしています。
 
 
きっかけは2021年3月、我が家の愛猫アリアスが亡くなったことです。
 
「自分の元で育って本当に幸せだったのかしら」
 
いわゆるペットロスと呼ばれる悩みや後悔に苦しむ妻に対して、
 
「あなたに育ててもらえてすごく幸せでしたにゃ!」
 
と、アリアスになり代わって妻に対する感謝を伝えることが僕にできる精一杯のなぐさめ方でした。
 
 
ペットは、人の言葉で話すことができません。そのため、飼い主はペット本人の気持ちを伺い知る術がなく、なくなった後は特にその気持ちが分からず不安になります。周りの人はそれを代弁してあげることしかできないのですが、その代弁をする身になった時に
 
「他人が伝えるよりも、本人から伝えた方が良い気がする」
 
と思ったことがきっかけで、実在する猫を元にしたAI VTuber『NYAVATAR』のプロダクト開発を進めることになりました。
 
国内の猫と犬の飼育頭数は合わせて2,000万頭弱、すでに人間の子供の数を超えてその差は開いています。そして残念ながら、猫や犬は人より平均寿命が短いです。
 
 
とある調査によると、前のペットが亡くなった後に次のペットを飼える人の割合は40%以下。6割近くがペットロスに苦しみ次の子を飼えないそうです。
 
 
  • ペットの数は人間の子供の数をすでに上回っている
  • 猫や犬は飼い主より先立つことの方が多い
  • 一度飼って先立たれると次飼えない人の方が多い
 
この先もずっとこれが続いた時に起きること。
 
それは、生きている子供やペットを育てる人よりも、子供がおらず、ペットも飼えない人が数としては最も多く、なくなったペットに思いを馳せる人が多い世の中になります。
 
折りしもメタバースというバズワードが世間を騒がせる中、この世界が到来した時にペットと人の関係がどう変化するのか、自分ごととして色々と試して考えてみました。
 
  • 猫をそのまま3DCGにしてもオブジェにしか見えない
  • いわゆる獣人にすると、どうしてもオトモに見えてしまう
  • 猫耳美少女に擬人化することで家族に近しいパートナーに
 
メタバースにおいて、飼い猫はそのまま再現されるのではなく猫耳美少女として描かれることになるだろうという確信を持ち、今後も新しいNYAVATARをたくさん作り続けていく予定です。
 
猫耳ロボットより先にNYAVATARが身近になる世界に向けて、まずはアイドルコンテンツとして世の中に広めていきながら新しいペットの価値観を創り出していきたいと思います。